最初に押さえること
体感・測定・原因の判断を混同しない
床の傾きが気になる場合は、どの部屋で何を感じたかを記録し、測定や原因の判断は専門家へ相談します。家具が動く感覚だけで建物全体の傾きを断定しないようにします。
床材の変形、局所的な沈み、建物や地盤の状態など、確認すべき範囲は異なります。体感と測定値、原因の推定を分けることで、買主への説明を整理できます。
準備する順序
気になる部屋と場所、いつ頃からか、扉や窓の開閉に変化があるかを記録します。
建築時の図面、過去の増改築、床の補修、地盤に関する資料を探します。
調査者へ測定箇所と方法、分かることの限界を確認し、報告書と修繕の選択肢を担当者と整理します。
打合せ用の確認表
確認した日と相手の名前を手元のメモに残します。資料がないときは「不明」として、次の確認先を決めてください。
- 体感の記録
- 歩いた感覚、家具、建具など具体的に気付いた事実を書きます。
- 工事の履歴
- 増改築や床の張替え、補強の時期と範囲を確認します。
- 測定の内容
- 測った箇所、方法、調査日を記録した報告を求めます。
- 説明する範囲
- 測定できたことと原因が未確認のことを分けます。
確認できた項目にチェックできます。入力は送信・保存されず、ページを再読込すると消えます。
ここは立ち止まって確認
スマートフォン等の簡易測定だけで安全性や法的な責任を判断しないでください。歩行に危険がある場所は立入りを避けます。
参考にした公的資料
制度の原文と、個別の確認窓口を探すための資料です。以下の資料が、当社のサービスや物件の結果を保証するものではありません。
- 国土交通省|建物状況調査(インスペクション)活用に向けて
建物状況調査の内容と限界を確認するための資料。設備の保証やすべての不具合の判定とは別に考えます。
このページは一般的な準備用ガイドです。法務・税務・建築などの個別判断は、資料をそろえて各専門家・行政・契約先にご確認ください。