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磐田市海抜売却準備

磐田市の海抜の調べ方|家を売る前に市の地図で確認

海岸沿いを模した立体地図に木製の家を置き、鉛筆で道路付近の地点を示す様子
記事内容をもとに生成したイメージです。実在の場所・人物を撮影したものではありません。
この記事の結論Q:磐田市で家を売る前に、自宅付近の海抜はどこで調べられますか。A:磐田市公式サイトの「お住まいの地域の海抜等の確認」から地図情報提供サービスを開きます。地図の数字と、その数字が付いた地点を一緒に控えてください。道路付近の表示だけでは、敷地や玄関の実測値までは分かりません。

磐田市の公式ページから、自宅のある側の地図を開く

「この家は海抜何メートルですか」。内覧の日にそう聞かれたとき、売主の手元に欲しいのは、高さを暗記したメモよりも、指をさして「この地点です」と言える地図です。磐田市の危機管理課が、その入口を一つのページにまとめています。

磐田市「お住まいの地域の海抜等の確認」を開きます。「磐田市地図情報提供サービス」というリンクから先へ進み、サービスの利用上の注意を読んでください。ページを探し直すときは、市公式サイトのページ番号「1001135」が目印です。市はここで、海抜は地図上に表示される数字だと説明しています。

遠方に住んでいるご家族と同じ場所を探すなら、まず、市の案内の下にある「簡易版磐田市海抜図」も役に立ちます。北部地域と南部地域に分かれているので、沿岸部の家なら「磐田市南部地域」のPDFから開きます。広い範囲で川や主な道を見てから、地図情報提供サービスで自宅付近に戻ると、似た形の交差点を取り違えずにすみます。

入口のページには道路の幅や用途地域などの情報も案内されています。幅員は道路の幅です。海抜と同じくメートルで表すため、単位だけでは見分けがつきません。いま開いている図が何を示すのかを、画面の見出しや凡例で確かめてから数字を拾ってください。

数字のそばに「どこの高さか」を書く

最初に探すのは数字ではなく家です。大きな道路からどちらへ曲がるか、敷地は道の東西どちらか、玄関に入る道はどれか。売主が普段使う経路を地図でたどり、内覧で立つ場所を決めます。家が画面の中央に来ても、中央に最も近い数字がその家に付いた値とは限りません。

家の前の道と一つ先の交差点では、違う地点を見ています。数字と場所の対応を読み取れたら、「自宅の南側にある交差点付近」のように、後で同じ場所に戻れる言葉を添えます。位置を示す線や印が判別できないときは、読み取れたところまでを記録します。文字を大きくしても、元の地図になかった敷地の測定値が新しく現れるわけではありません。

例えば、道路沿いの表示は読めるけれど、家の形の上には数字が見当たらない場合です。「市の地図ではこの道の付近に表示があります。玄関の足元の高さは、この図からは読み取れません」と、家と道を分けて伝えられます。これは読み方の例です。特定の町や売り物件の高さを示すものではありません。

数字を読めない箇所に、両側の数字の平均を書き込むのは避けます。敷地に入るところに段差があるか、道路より庭が低いかは、地図だけではわからないことがあります。段差を見たことは現地で説明できますが、見た目で海抜の差まで計算することはできません。

海抜と浸水深では、メートルを数え始める場所が違う

海抜は、海面を基準にした土地の高さです。一方、浸水深は、水につかったときの地面から水面までの深さです。買主の「何メートルですか」が、実は「水が来たら玄関のどこまで届きますか」という心配なら、海抜図の数字だけを答えても、聞きたいことに届きません。

ここでは紙を分けると話が通じます。片方には海抜を調べた地図を置き、もう片方には買主が気にしている災害の地図を置く。後者では、どんな災害を想定した図か、色がどの深さの範囲を表すかを凡例で確認します。同じ「青」に見えても、別の図の凡例で読んではいけません。洪水などの地図で所在地を示す手順は、売却時に水害ハザードマップで確認することで扱っています。

津波の高さとして聞いた数字から、近所の海抜を引いて、玄関での浸水深にすることもできません。その二つの数字が同じ地点、同じ条件のものだと確認できないからです。建物の床が地面よりどれだけ高いかという問いも別に残ります。買主が安全性を尋ねているなら、まず、何を心配しているのかを言葉にしてもらう方が早いです。

2026年11月5日は「津波防災の日」です。国の「津波防災」の案内によると、東日本大震災を受けて制定された法律で毎年11月5日と定められています。確認するきっかけになる日ですが、この日に市の地図が一斉に更新されるという意味ではありません。資料には、売主が開いた日と、元のページに表示された更新日を別々に書きます。

内覧に持っていくメモは、この一枚で足りる

当社は、売主様が同じ画面を開き直せることを大事にします。数字だけを仲介担当に口頭で渡すと、購入希望者から「その数字は駐車場ですか、道路ですか」と聞かれたときに、売主様のところまで質問が戻ってきます。次の欄を紙に写し、分からない欄にはそのまま「未確認」と書いてください。

  • 使った資料 磐田市「お住まいの地域の海抜等の確認」から開いた地図の名前。簡易版なら南部・北部の別も書く。
  • 見た地点 自宅との位置関係がわかる交差点や道路。数字が付いている場所を指せるようにする。
  • 表示と確認日 読めた値を単位と一緒に控える。2026年11月4日に読んだ場合は、その日を記入する。
  • この図では答えられないこと 敷地内の個別地点の実測値、玄関の床の高さなど、今回調べていない項目を残す。

家族にメモだけを渡し、同じ地点を探してもらうと、言葉の足りないところが分かります。「家の前」だけでは、角地なら二本の道路のどちらにも取れます。「門を出て右手、最初の交差点の手前」まで書けば、売主が立ち会えない日の案内にも使えます。地図の複製や広告への転載を考える場合は、その使い方についてサービスの利用条件も確認してください。公式ページを案内して一緒に見る方法もあります。

現地では「市の資料で確認したのはここまでです」とメモを示し、追加の質問はその場で書き足します。例えば「玄関の床と前面道路の高低差を知りたい」という質問なら、次に探すのは道路付近の別の数字ではなく、手元の建築図面などに両方の高さの関係を示す記載があるかどうかです。手元の図面でも基準を確かめられなければ、分かる資料や調査方法を担当者に尋ねます。

一つの数字で、先に売り出し価格を下げない

当社は、地図で低そうに見えた、という理由だけで売り出し価格を下げる提案はしません。当社が迷うのは、売主様が費用をかけて高さを測る時期です。内覧前から敷地を測れば説明材料は増えます。一方、相手の質問が「市の地図でこの辺りを見たい」というものなら、公表資料を一緒に開くだけで用が足ります。

当社は、数字を集めるたびに、売主様が何を負担し、何を判断できるようになるのかを考えます。測定を依頼する前なら、「測りたい地点」「結果を使う人」「その結果で変わる条件」を担当者と紙に書けます。費用を負担する人と見積額、結果が出るまで内覧を続けられるかを並べると、支出と販売日程への影響が見えてきます。読み取った海抜だけから、値引き額や手取り額を算出することはできません。

保険料の見通しを尋ねられたら、買主が予定する補償内容で確認する話に分けます。地域区分については火災保険の水災料率と地域の等地の調べ方も参考になります。売却を決める前に資料のそろえ方を相談したい方は、磐田市の不動産売却相談へ、調べた地点と残った質問をお持ちください。メモの最後に空欄が一つあっても、それが「次に誰に何を聞くか」のわかる空欄なら、内覧の準備は進んでいます。

出典(2026年11月4日確認):磐田市危機管理課「お住まいの地域の海抜等の確認」(ページ更新日2018年8月25日)、国の防災情報「津波防災の日(11月5日)について」。個別の土地の高さや浸水の想定値は掲載していません。

よくある質問

家の上に数字がないときは、いちばん近い海抜を答えてよいですか。

近くの値を伝えるなら、どの地点の表示かを一緒に説明してください。例えば「家の南側の道路付近に表示された値です」と答え、敷地内の値は未確認と添えます。玄関や駐車場の高さを尋ねられたときは、どこの高さを何のために使うかを聞いてから、建築時の資料などを探すと確認先を絞れます。

家族の端末で地図が開けません。紙でも一緒に確認できますか。

市の案内ページには、北部地域と南部地域に分けた簡易版の海抜図がPDFで掲載されています。沿岸部なら南部地域の図を開き、家族が知っている川や交差点を目印に場所を合わせます。図の縮尺で数字や地点を読み切れない場合は、その旨をメモしておき、市の案内や問い合わせ先に戻って確認してください。

販売広告に「海抜○メートル」と一行で載せてもよいですか。

当社は、近隣の数字だけを根拠に敷地の高さとして載せません。表示地点、資料名、確認日を仲介担当に渡し、敷地との関係を正確に説明できるかを先に確かめます。地図の画像も使う場合には利用条件を確認してください。広告に数字を載せず、内覧で公式資料を一緒に開いて説明する方法もあります。

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富士ヶ丘サービス株式会社 代表取締役・宅地建物取引士の大石浩之

文責:(富士ヶ丘サービス株式会社 代表取締役/宅地建物取引士 静岡県知事 第027186号)
静岡県磐田市で不動産業を営んでいます。売却のご相談はかんたん入力のフォームから。
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