最初に押さえること
売却準備と家族の形見分けを衝突させない
実家の片付けは、処分業者へ依頼する前に、各人が残したい物と確認したい物を分けます。査定のためにすべて処分する必要があるとは限らず、売却準備と形見分けの日程を別々に考えます。
写真、手紙、契約書、貴金属などは、家具と一緒に扱うと見落としが起きます。金銭的な評価が難しい物もあるため、「使わないから捨てる」と一人で決めず、確認する時間を設けます。
準備する順序
部屋ごとに写真を撮り、保管、家族確認、処分候補、所有者不明の四つに分けます。個人情報が写る写真の共有先には注意します。
家族が確認する期限と受取方法を決め、遠方の人にも確認できる方法を用意します。返事がない物を自動で処分しないようにします。
残す物が確定してから処分範囲の見積もりを取り、当日の立会いと搬出対象を確認します。鍵や不動産資料は別に保管します。
打合せ用の確認表
確認した日と相手の名前を手元のメモに残します。資料がないときは「不明」として、次の確認先を決めてください。
- 大切な物
- 誰が確認したいか、持ち帰る予定があるかを記録します。
- 重要書類
- 登記、購入、保険、修理、賃貸借の資料を分けます。
- 所有者不明品
- 借り物、親族の荷物、事業用物品などを確認します。
- 処分の承認
- 対象、見積もり、依頼日を家族で確認した記録を残します。
確認できた項目にチェックできます。入力は送信・保存されず、ページを再読込すると消えます。
ここは立ち止まって確認
相続の権利関係が未整理の財産や他人の所有物は、勝手に売却・廃棄しないでください。処分してよい範囲に疑問があれば専門家へ確認します。
参考にした公的資料
制度の原文と、個別の確認窓口を探すための資料です。以下の資料が、当社のサービスや物件の結果を保証するものではありません。
- 法務省|相続登記の申請義務化に関するQ&A
相続登記と相続人申告登記の違い、売却時の権利関係の確認に関する案内。
- 国土交通省|不動産取引に関するお知らせ
媒介契約、建物状況調査、売却勧誘など、取引前に確認する制度の入口。
このページは一般的な準備用ガイドです。法務・税務・建築などの個別判断は、資料をそろえて各専門家・行政・契約先にご確認ください。